筑後川昇開橋

筑後川に架かる鉄橋として誕生した。
船の行き来にあわせ、橋の一部が上下するのだ。



昭和62年の国鉄佐賀線廃止により、その役割を終えた。本来なら撤去されるべきであるが、保存運動により遊歩道として残されたらしい。




現在も、時間を決めて橋は上下する。施設の維持補修には多額の費用と手間が必要らしいが、こうして残していただいていることに感謝したい。



佐賀線は佐賀駅と瀬高駅とを結んでいた。熊本方面へ行くには便利な路線だった。廃止された現在、熊本方面へ行くには鳥栖駅を経由しなければならない。料金も割高になる。




筑後川昇開橋
佐賀県佐賀市諸富町為重~福岡県大川市向島
国指定重要文化財
竣工:1935/5(掲示による)
見学無料
鉄道橋
現在は遊歩道として稼働中
撮影:2011/7/10