智惠治登窯

波佐見町の中心部から嬉野方面へ県道1号を進むと、水田と山々に囲まれた永尾郷に至る。
案内板に従い、タバコ屋の前にある郵便ポストから細い道に入る。



すると、すぐさま目的の登窯が現れた。手前に車をとめることができる。




登窯は屋根に守られ、簡易なフェンスで囲まれていた。整備された場所で保存されているのではなく、そのまま残されているという印象だ。




説明の掲示板によれば、窯は3室現存している。もともとは5室あったそうだ。天井部まで残された登窯は貴重で、肥前一帯ではほとんどないとされている。



波佐見焼は日常生活で使用するやきものの生産が中心とされている。県境をはさむが、有田町から10分ほどでストレスなく往来することが出来る。
なお、波佐見町のホームページでは文化財・史跡としてはとりあげられていない。


智惠治登窯
波佐見町永尾郷
長崎県指定文化財
改修:1935
見学無料
遺構
撮影:2014/9/7