明正井路第一幹線一号橋

県道8号を快適に走っていると、突然に石橋が現れる。
石橋は6つのアーチが確認できる。うち一つは県道を跨いでいる。





石は正方形と長方形が用いられていて、地面と平行に積み上げられている。アーチ部は長方形の長辺が円の中心部を向いて組まれている。



石橋の側から上部へ上がることができる。水が勢いよく流れている。水路橋だ。農業用水路の現役だ。




掲示によれば、1919年に竣工、長さは90mに達し高さは13mである。5年後、100年を迎えることになる。




アクセスはきわめて良好。竹田市内から15分程度で行くことができる。


明正井路明正井路第一幹線一号橋(第一拱石橋)
大分県竹田市門田
土木学会選奨土木遺産 土木学会HP
竣工:1919(掲示による)
設計:矢嶋義一(銘板による)
見学無料
農業用水路
現在も運用中
撮影:2014/9/13