三池港閘門

三池港をぼんやり眺めていると、歯車に気付く。周辺には倉庫が建ち柵が施されているため、立ち入ることはできない。





閘門は、三池港が干満の差が大きい有明海にあるため、大型船舶の寄港を可能とするため1908年に竣工したそうだ。100年を過ぎた現在も稼働するという。
閘門の両脇には小屋が建つ。閘門を動かすための仕組みが収納されているのだろう。小屋から延びる歯車の連なりは美しい造形美を放つ。台座は赤レンガで組み上げられているようだ。




歯車は1mをゆうに超える直径だろう。訪れた際には、メンテナンス作業をしている姿があった。





一般人は施設内に立ち入ることはできないため、閘門そのものを見ることは叶わなかった。閘門が稼働している際に見る機会をぜひ得たい。


三池港閘門
福岡県大牟田市新港町
大牟田市石炭産業科学館HP
竣工:1908
現役稼動中
撮影:2014/10/25